読書アウトプット/ESG思考~激変資本主義1990-2020、経営者も投資家もここまで変わった~(著者:夫馬賢治)

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「ESG」とは、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の頭文字を取って作られた言葉で、近年では、この三つの観点から企業を分析して投資する「ESG投資」が注目されています。
SDGsを語るなら、外せない単語ですね!

SDGsは儲かるのです。
社会が良くなり、かつ企業も儲かる。
何かを犠牲にして、儲ける時代は終わったのです。

当社の経営者向けマインドフルネスリトリート合宿「バリュキャン」を導入すると、何故か、ESGやSDGs的な思考になられる経営者が多く、何故かを考えると、誰かを傷つけて自分だけ幸せになんか皆さんなりたくないんですね。

社会と共に発展し、社会と共に幸せになるってのが本来の人が持っている良心なんです。

さぁSDGsは皆さん学んでいると思いますので、ESGについても学びましょう!

【要約】

現在の経済は「オールド資本主義」「脱資本主義」「ニュー資本主義」「陰謀論」という4つの認識で捉え、このうちニュー資本主義は、環境・社会への影響を考慮すると利益が増えるという考え方。

国連事務総長であったコフィー・アナンは、2000年に「ミレニアム開発目標(MDGs)」を打ち出す。
国際社会が達成すべき目標として「環境の持続可能性の確保」など、8つのゴールと21のターゲットを掲げた。

アナンは「国連グローバル・コンパクト」も生み出し、「人権」「労働」「環境」や、賄賂等の防止を意味する「腐敗防止」の4分野を対象に、合計10の原則を定める。

これら2つの装置は、2015年に国連で採択される「持続可能な開発目標(SGDs)」の大きな源となった。

2004年、「国連環境計画・金融イニシアチブ(UNEP FI)」という国連機関が、
「社会、環境、コーポレートガバナンス課題が株価評価に与える重要性」という画期的なレポートを打ち出す。
ESG課題を有効にマネジメントすれば、株主価値の上昇に寄与するので、これらの課題は財務分析や投資判断の中で考慮されるべきとなった。

2008年に「リーマン・ショック」が世界を襲い、真っ先に標的となったのはCSR予算であり、「会社に貢献しないコスト」とみなされ、日本のCSRはリーマン・ショックにより「暗黒の時代」へと突入する。

この頃から社会貢献活動の意味と取られやすいCSRという言葉が米国では使われなくなり、 「サステナビリティ(持続可能性)」へと置き換わっていった。

環境や地域社会と共存した上で企業を存続させ、利益を拡大していく「サステナビリティ経営」の考え方が、欧米のグローバル企業では自然と息づいていき、このサステナビリティ経営はESG投資とともに、ニュー資本主義へと大きく羽ばたくための翼となった。

オールド資本主義のまま停滞している日本は、いま大事に局面を迎えている。

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